目次
はじめに
こんにちは!
今年も夏が来ました。
読書感想文の季節です。
ぶっくらぼでは小学校高学年の部~高校生の部の課題図書について読書感想文を載せています。
本記事は各記事のリンクを貼ったまとめ記事ですので、課題図書選びの参考にしてくださいね。
小学校高学年の部(1200字、原稿用紙3枚)
片川優子『ぼくとニケ』
幼なじみが捨て猫を拾ってきた。
自分の家で飼えない彼女に代わって「ぼく」は子猫を世話することになった。
猫のいる家はいい家だ。
宝物の名前は、ニケといいます。
ねこ好きにおすすめ。
ブリッタ・テッケントラップ『かべのむこうになにがある?』
いつから、どうしてあるのか誰もわからない「赤い壁」。
壁の向こうには何があるのだろう?
小さなねずみは小さな好奇心をきっかけに壁の外側へ思いをはせる。
進撃の巨人好きにおすすめ。
ロイス・セパバーン『マンザナの風にのせて』
第二次世界大戦。
日系アメリカ人の少女がマンザナ収容所に連れていかれる。
声を失うほどのショックを受けるが立ち上がり「何かを守れる存在」になる。
挫折からの成長を読みたい人におすすめ。
武田剛『もうひとつの屋久島から:世界遺産の森が伝えたいこと』
日本初の世界遺産である屋久島。
自然豊かな島だけれど、自然が豊かだからこそ、壮絶な歴史があった。
あなたの屋久島を見る目が変わります。
歴史の裏側を知りたい人におすすめ。
中学生の部(2000字、原稿用紙5枚)
小前亮『星の旅人:伊能忠敬と伝説の怪魚』
伊能忠敬は日本全国を歩いて地図を作った人です。
文章で書くと一行ですが、そのすごさは何冊も本を書くことができるレベルです。
タイトルにある「伝説の怪魚」が気になった方はぜひ。
歩くのが嫌いな人におすすめ。
『星の旅人:伊能忠敬と伝説の怪魚』読書感想文 例 あらすじ付き
小手鞠るい『ある晴れた夏の朝』
8月6日が何の日か知っていますか?
8月9日が何の日か知っていますか?
アメリカの高校生が原爆についてディベートをする。
悲しみは晴れた夏の朝訪れる。
頭を回転させて読書したい人におすすめ。
ダイアナ・ハーモン・アシャー『サイド・トラック:走るのニガテなぼくのランニング日記』
ジョセフは不幸な中学生。
運動ぎらいなのに陸上をしなければならない運命に落とされる。
投げ出さないこと、逃げ出さないこと、信じぬくこと。
ダメになってもいいけどダメにならないのも大事。
がんばる少年を応援してもいいかなって人におすすめ。
高等学校の部(2000字、原稿用紙5枚)
濱野京子『この川のむこうに君がいる』
東日本大震災は8年前。
もうそんなに、と思うか、まだそれだけ、と思うかはあなた次第。
題名にある「川」がどの川なのかピン!ときた人におすすめ。
ぜんぜんわからない……という気持ちの人にもおすすめ。
アンジー・トーマス『ザ・ヘイト・ユー・ギヴ:あなたがくれた憎しみ』
ギャングの街に住むスターは女子高生。
警官によって幼なじみを銃殺される。
憎しみは憎しみを呼ぶのか。救いはあるのか。真実はどこにあるのか。
正義について考えたい人におすすめ。
吉岡大祐『ヒマラヤに学校をつくる:カネなしコネなしの僕と、見捨てられた子どもたちの挑戦』
「ヒマラヤの子どもたちに教育を」を掲げ、ネパールに裸一貫で乗り込んだ著者。
差別、労働、搾取、貧困、人身売買から子供たちを守れ。
学校は教育だけの場所ではない。
お金も人脈もなくても誰かのために何かをしたい人におすすめ。
おわりに
それぞれの読書感想文記事の投稿日付を見て頂くとわかるのですが、私はどれも4月に書き終わっています。
夏休みの宿題は早めに終わらせてゲームや遊びに時間を使うのが最高です。
水分や休憩をたっぷりとってよい夏休みを。