読書感想文書き出し(書き始め)のヒント【例を集めてみた】

目次

読書感想文の書き出し(書き始め)について

 

 「書き出しを何で始めたらいいかわからない」
 「書き出しをどうやって書いたらいいのか」
 「どういう書き始めがよいのか」
 「書き出しに悩んでいます」
 「書き始めがいまいちよくわからない」

 

 などなど。
 「書き出し」「書き始め」に難しさを感じる方はけっこうおられるようです。

 

 別に書き出しにこだわる必要はありません。
 肩の力を抜いて、テキトーに考えてみましょう。
 「とりあえず」「気楽に」書き始めてもいいのです。

 

読書感想文の書き出し(書き始め)の例

KKc
例を集めてみた。

 

 私が書いた読書感想文の中から、いくつか書き出し(書き始め)を抜き出してみました。
 参考になれば幸いです。
 たぶん全部気軽に書いた記憶があります。
 書き出し(書き始め)の下に、本と読書感想文リンクを載せますので、よかったら活用してください。

 

・本を読んだきっかけを書く

 

<私が芥川龍之介『蜘蛛の糸』を選んだのは、短くて読みやすそうだったからです。>

芥川龍之介『蜘蛛の糸』
【関連リンク】「100人乗っても!大・丈・夫!|芥川龍之介『蜘蛛の糸』読書感想文

 

・自分のことを書く

 

<夏休みに遠出をすると楽しいのですが、終わって帰ってくると「我が家がいちばん」と思ってしまうことがよくあります。>

芥川龍之介『鼻』
【関連リンク】「顔の中央に満足してる?|芥川龍之介『鼻』読書感想文あらすじ付

 

・感想を持ったところから

 

<『河童』の中でいちばん印象に残ったのはバッグの奥さんの出産の場面です。>

芥川龍之介『河童』
【関連リンク】「人間に会いすぎた時に|芥川龍之介『河童』読書感想文あらすじ付

 

<『弟子』を読んで、私は子路の性格に好感を持ちました。>

中島敦『弟子』
【関連リンク】「弟子の想像より師は偉大|中島敦『弟子』読書感想文あらすじ付

 

・疑問を感じる

 

<『藪の中』をはじめて読んだとき、面白いな、と思ったのですが、盗人と男と女、そして周りの人々の発言がみんな違っていたので私は「なんでだろう」と混乱しました。>

芥川龍之介『藪の中』
【関連リンク】「藪の中にあるラブレター|芥川龍之介『藪の中』読書感想文あらすじ付

 

<私は『風が強く吹いている』を読んで「強い」長距離ランナーとはどんな人のことだろう、と思いました。>

三浦しをん『風が強く吹いている』
【関連リンク】「三浦しをん『風が強く吹いている』【あらすじ】【名言】【感想文】

 

・数字を使う

 

<『山月記』を読んで気になったところは三つあります。>
中島敦『山月記』
【関連リンク】「自分は特別だと信じる人は虎になる|中島敦『山月記』解説と感想文

 

・ほめる

 

<『吾輩は猫である』の主人公の猫はとても賢い。>

夏目漱石『吾輩は猫である』
【関連リンク】「にゃんと愉快なねこ日記|夏目漱石『吾輩は猫である』読書感想文

 

・本の書き出しを使う

 

<『雪国』の書き出しは有名です。「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。夜の底が白くなった。」>

川端康成『雪国』
【関連リンク】「二重のびっくり|川端康成『雪国』読書感想文あらすじ付

 

おわりに

KKc
いかがでしたでしょうか。

 

この記事を読んで(よっしゃ!自分でもできそうだ)と思ってくれたらとても嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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