vs.やらない自分|『スタンフォードの自分を変える教室』感想

※引用はすべてケリー・マクゴニガル(神崎朗子訳)『スタンフォードの自分を変える教室』だいわ文庫による

あらすじ

 「やるべきことはわかっているのに、どうして私はいつまでもやらないのか」
 自分の失敗パターンを知ることで、意志力を鍛え、すべての人類の悩みである「自分をコントロールすること」を克服しましょう。
 「自分を変える教室」にようこそ。

感想

太古から続く人類共通の悩み

 

「意志力の講座を教えています」と言うと、まるで決まったように同じ答えが返ってきます。「ああ、私もどうにかしたくて」>(17頁)

 

 何を隠そう、私も意志力の弱さに毎日悩んでいます。

 

 家に帰ってやることがあるにも関わらず、録画していた映像をだらだらと見てしまったり。
 ご飯を食べ終わった後、片づけもせずにごろごろしてしまったり。
 前日はあれもしようこれもしようと考えていたのに、休日になったとたん、すべてのやる気が霧散してしまったり。

 

 そんなきっかけで、この本を手に取りました。
 読み終えて、総合的に満足しています。おすすめです。

 

あなたは何を望む?

 

「やる力」と「やらない力」は、自己コントロールのふたつの側面を表していますが、意志力はそのふたつでは成り立ちません。ノーと言うべきときにノーと言い、イエスと言うべきときにイエスと言うためには、もうひとつの力、すなわち、自分がほんとうに望んでいることを思い出す力が必要なのです。>(32頁)

 

あなたがほんとうに望んでいるのは、スキニージーンズをはけるようになること、昇進すること、クレジットローン地獄から抜け出すこと、離婚(もしくは刑務所入り)を避けることだと、思い出さなければなりません。>(32頁)

 

 何かを望むことは、行動するときの強い推進力になります。
 場合によっては何かを望まないことも、行動を決める要因となるでしょう。

 

 誘惑に負けそうになったとき、自分がほんとうに望んでいるのは一体なんだったのか、ひと呼吸置いてそう自問自答することが、自己コントロールの上で重要なことです。

 

5分で脳の力を最大限に引き出す方法

 

 マクゴニガル氏は意志力の強化のために、5分間の瞑想がたいへん効果があると主張しています。
 やり方は簡単。目をつむって背筋を伸ばして座り、呼吸に意識を集中するだけです。

 

 私も試してみたところ、鼻づまりが解消され、とてもいい気分になりました。
 勉強前や読書前、仕事前や作業前におすすめします。

 

吉野家のサラダの罠

 

人は目標にふさわしい行動をとる機会が訪れただけでいい気分になってしまい、実際に目標を達成したような満足感を覚えてしまうのです。>(155頁)

 

 ファーストフードやジャンクフードが身体によくないということは、ほとんどの人が知っていると思います。

 

 そのようなお店で必ずと言っていいほど、セットメニューに生野菜サラダが付いています。
 メニューにヘルシーな品物が載っていることで、目先の欲求を満たしてしまう行動(この場合は、お腹を出っぱらせ、寿命を縮める食べ物を注文すること)を取りやすくなるそうです。

 

 吉野家で大盛り牛丼を食べるときサラダセットを注文してしまうのはこういうことだったのか!と膝を打ちました。

 

よくあるまちがい

 

 とくに記事の締め方が思いつかなかったので、最後によくあるまちがいを紹介して記事を終えたいと思います。

 

  • スタンフォードの人生を変える教室
  • オックスフォードの自分を変える教室
  • ハーバードの人生を変える情熱教室
  • スタンダードな自分を変える教室
  • スタンフォードの自分を変える講義

 

おわりに

KKc
お読みいただきありがとうございました。

 

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