こんなやり方ってアリ?読まずに読書感想文を書く4つのテク

目次

邪道な読書感想文の書き方とは?

 

KKc
読書感想文の書き方【邪道編】、始まります。

 

 「読書感想文を書け」と言われたときに、「めんどくさいな」と思うことがあります。
 なにしろ読んで書くのですから、ただ読むよりも、ただ書くよりも苦労が多いのは当たり前です。
 それに普段からあまり本などを読むことがないと、よけいに面倒に感じてしまうものです。

 

 そこで今回は「読書感想文の書き方【邪道編】」を書くことにしました。
 コンセプトは「できるだけ読まないで書く」です。
 特に読書があまり得意でない方におすすめです。

 

 邪道の書き方をマスターすれば、どんどん読書感想文が書け、「読書感想文? ふーん楽勝じゃん」と言えるようになります。
 それでは見ていきましょう。

 

タイトルについてのみ書く

 

 タイトルを見て、自分が感じたこと、思ったことを書きます。
 純粋にタイトルについてのみ書くのです。

 

 たとえば『星空ロック』という作品だったら「星空」と「ロック」についての自分の考えを述べるのです。
 一行も読んでいないのでエッセイっぽくなってしまうのが難点ですが、開き直って書くとけっこう楽しかったりします。

 

 例として書いてみました。→「ロックな奴に世界は微笑む|那須田淳『星空ロック』【読書感想文】
 私は一度もこの本を読んだことがありません。

 

「あらすじ」を読むだけで書く

 

 ふつうの本であれば、裏表紙や帯、またはアマゾンやウィキペディアなどにあらすじがあるはずです。
 それらを読んで書くやり方です。
 本を全部読んで書くよりも、読む時間はかなり短くなります。

 

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 「締め切りまで時間がない!」ときの方法としてオススメ。
 ちなみに、上の「タイトルについてのみ書く」と組み合わせて使うのがベストです。

 

メディア化したものを観て書く

 

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「本は無理だけど映像なら観れる」という方におすすめ。

 

 たとえば夏目漱石や太宰治の小説であれば「マンガで読破!」のようなものがあります。
 そのほかにもドラマ化したり映画化したりアニメ化したり。
 読書感想文の課題になるような本は、けっこうそういうものになっています。

 

 それを観て書くというのがこの方法です。
 本から少しは省かれたところはあるでしょうが、メインのストーリーはほぼ同じであることがほとんどです。

 

「解説」からパクって書く

 

 読書感想文の課題が文庫であれば、ほとんど必ず最後に「解説」が付いているはずです。
 その部分から意見をちょっとお借りして感想文を書いてしまおうという寸法です。

 

 なぜこんなことができるかというと、世の中にはこの「解説」を読んで本を買うかどうかを決める人もいるからです。
 そんな人たちのために「解説」ではその小説の簡単なあらすじと、面白いところを紹介することが多いのです。

 

 「解説」を参考に読書家感想文を書くときは、それを丸写ししてはいけないということです(当たり前か)。
 おそらく課題を指示した人は「解説」にも目を通しているでしょうから、そんなことをしたら一発アウトです。
 なのでこの方法を使うときは、適度に言葉を置き換えるか、あるいは削るなどしましょう。
 そういう意味では腕が問われる手法です。

 

まとめ

 

 ここに記した読書感想文を各方法はあくまで「邪道」です。
 なにしろ読んでいないのですから、その分を想像力で補うなどしなければならず、大変です。

 

 たいへん労力を使うし、ほんとうに良いものは書けないでしょう。
 「驚くほど文章量が増やせる!読書感想文のマス目を埋める6つの方法」で紹介した最強テクニックも使えませんし。

 

 なので、この記事を読んだあなたは、できればちゃんと時間をとって書きましょう。
 早めに手を着けると、邪道に手を染めることなく、案外すらすらと終わってしまうかもしれませんよ。

 

KKc
健闘を祈ります!

 

おわりに

KKc
お読みいただきありがとうございました。

 

過去に書いた「読書感想文」はこちらから。

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邪道の読書感想文の書き方についての本を出版しました。おすすめです。