目次
あらすじ
スポーツ少年は成長して教師になった。
学びなおしを決意し研究者となった。
そして微生物の研究で2015年にノーベル生理学・医学賞を受賞した。
【読書感想文】原稿用紙3枚(1200字,60行)
いくつか印象に残った言葉があります。いくつか引用します。
<「人のマネではその人のレベル止まり」>
行動を起こすとき、私たちがまず考えるのは「前の人はどうやっていたか」です。もちろんそれは悪いことではありません。まったく自分のオリジナルのやり方でイチからやるよりも、最初は誰かがやったことをなぞるほうが効率はよいからです。
しかし、いつまでも「昔ながらの方法」にこだわって、自分で考えて行動することをいつまでたってもしないのは問題です。仮にその方法を発明した人に並ぶことができたとしても、それ以上のレベルになることはほとんど不可能です。大村さんの言葉で私はそのことを思い出しました。
<「教師たる資格は、自分自身が進歩していることである」>
これは私が好きな作家・内田樹もどこかで書いていたような気がします。
少し考えればわかることですが、自分を磨き続けている先生と、まったく成長のための努力をしていない先生では、どちらを尊敬したいでしょうか、という問題です。
自分が学ぶ立場に立ったとき、教わりたいのは明らかに前者の先生です。いつか「先生」と呼ばれることに備え、自分の資質を向上させ続けようと思いました。
とりあえず、最近さぼりがちな読書から。
<「苦しい道こそ楽しい人生」>
これはこの本のサブタイトルです。
平凡な日々を過ごしているときに起こる楽しいことと、苦しい日々をもがき続けているときに起こる楽しいことでは、どちらかというと苦しいときの方が喜びが大きいと思います。
だから、(イヤだな)と思うことでも、ちょっとは我慢してやってみてもいいかな、と思いました。
朝のラジオ体操とか。
(41行,原稿用紙2枚と1行)
おわりに
過去に書いた「読書感想文」はこちらから。
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