目次
あらすじ
月は身近な天体。
太古から人類の好奇心の的となっている月を熱く語る!!
【読書感想文】原稿用紙5枚(2000字,100行)
私たちが生まれてくるずっとずっと前にはもう、アメリカのアポロ11号は月に行ってしまっていて、そのことからもわかるように、人類の興味は、けっこう昔から月に向いているのではないかと私は思います。
『竹取物語』では、月にかぐや姫が帰る実家があります。かぐや姫はとても美人だと言われていますから、月の住人はみんな顔立ちが整っているのかもしれません。
『月はぼくらの宇宙港』は、「ぼくらの」という文言がタイトルに付いているので、男子向けに書かれたのかもしれませんが、女子だって、月に興味がないわけじゃないはずです。『竹取物語』のかぐや姫が月に帰ったという話を聞いて、月に憧れを抱いた女子もきっといるはずです。
ちなみに、作中でも触れられている月を探査する機械の名前は「かぐや」です。かぐや姫が由来だと思われますが、縁起がいいのか悪いのか微妙です。月に無事にたどり着けそうな名前ですけど、調査終了後は地球に戻ってこれなそうな名前だと思います。
ガンダムでも、よく月から地球に敵が攻めてきます。やっぱり住むなら月より地球ということでしょうか。
満月の夜にオオカミに変身する話もあります。そこまでではないですが、満月を見ると心がうきうきするような人が、現実世界にもわりかしいらっしゃるようです。私は、そんな日はできるだけ夜に出歩かないようにしています。
月が変形して宇宙船になるアニメも観たことがあります。地球を飛び出して宇宙空間に待ち受ける敵のところへ向かう際に、「俺を使え!」と言わんばかりに月が姿を変えていました。あいにくタイトルは忘れてしまいましたが、とても面白かった記憶があります。
女性が月に代わっておしおきを行っていくマンガもありました。もしかして、彼女たちがいなければ月が直々におしおきをすることになっているのでしょうか。
月の土地が売られていて、イリュージョニストのプリンセス天功さんがいくつか持っているという話を聞いたことがあります。夢を買ったのだなと思いました。あるいは満足感を。宝くじを買って「夢を買った」と言う方よりも、よっぽどスケールの大きいふるまいだと思っています。
月は重力が地球の六分の一ということです。軽くなるのでしょう。地球で体重が48キログラムの人は、月ではたった8キログラムです。劇的なダイエットになるのですが、ムーンダイエットというのは聞いたことがありません。月に行くには莫大な費用と相当な努力がかかるので、断念してしまう方が多いのでしょうか(たいていのダイエットは断念率が9割を超えると私は思っています)。
月曜日は一週間の中で気分が重くなる可能性の高い曜日です。祝日があると逆にいちばんハッピーですが。月曜日を乗り越えられれば、一週間はもう終わったも同然です。
「月食」という自然現象があります。太陽、地球、月という順で一直線に並ぶことにより、地球の影に月が入り、地球から観測すると、月が欠けたように見える状態のです。これをいちばん最初に「食べる」と表現した人は想像力が豊かだなと思います。英語でいうと「ルナ・エクリプス」で、中二心をくすぐるネーミングなのもポイントが高いです。
ときたま、赤い月が見られることがあります。別に見られることに恥じらっているわけではなく、地平線の近くにあると赤く見えるようです。夕焼けが赤く見えたり、東方が赤く燃えているのと同じ理由とのことです。
「月がきれいですね」と言うと愛情表現だととらえられることが多いですが、「好きな月はなに?」と聞くと変わったやつだと思われるかもしれません。私は満月だけでなく、三日月や下弦の月や上弦の月、新月なんかも好きです。雲が少しかかっている月もしみじみ感じます。
というように、月に関してはたくさんエピソードがあり、話題が尽きることはありません。
とりとめのない読書感想文にお付き合いいただき、ありがとうございました。
(86行,原稿用紙4枚と6行)
おわりに
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