池波正太郎『鬼平犯科帳1』―池波正太郎を読まずに浪漫を語るな

スポンサードリンク

スポンサーリンク

『鬼平犯科帳1』あらすじ

 「斬り捨て御免」を許可された幕府の火付盗賊改方の長官・長谷川平蔵。
 その悪を許さぬ姿勢から、江戸の盗賊に「鬼の平蔵(鬼平)」と恐れられている。

 しかし、その素顔は義理も人情も心得た苦労人である。
 平蔵のまわりで起こる浮世のさまざまな出来事。

 新感覚の時代小説として評判の高い鬼平シリーズ第1巻。(文庫全24巻)

 本作品は連作短編集のかたちをとっており、それぞれの短編の主人公が平蔵である。

KKc
 「時代劇はなんか古い」と敬遠することなかれ。

 現代において失われてしまった江戸人情がそこにはある。
 また今でも共感できる人生のせつなさのようなものも描かれており、すべての人におすすめしたい情緒あふれる小説である。

スポンサードリンク

『鬼平犯科帳1』感想

 主人公・長谷川平蔵の人情味がとにかくいい味をだしている。
 平蔵の所属する江戸の「火付盗賊改方」というのは簡単に言うと「特別警察」だ。
 その目的は江戸にはびこる悪や賊を捕らえることにある。

 『鬼平犯科帳』の平蔵は部下の協力を得て捜査を進めるが、その力を借りる対象というのは味方だけではなくかつての盗賊や密偵も含まれる。
 彼らは平蔵の人柄に心酔・心服して共に戦う。

 以前「悪」だったものがなぜ共闘してくれるのか。
 その答えは本作を読めばおのずと出ると思う。

 「時代ものはちょっと……」と読まないでいるのはもったいない。
 一度は読むべき小説であると私は思う。

スポンサードリンク

関連リンク

Twitterやってます。

『鬼平犯科帳』のコミカライズは『ゴルゴ13』のさいとうたかを。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク