集英社文庫ナツイチのおすすめ作品32選!

目次

ナツイチ2015

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読書の夏!

 

 こんにちは。ナツイチが発表されると夏を感じますね。

 今日は集英社文庫のフェア「ナツイチ2015」からおすすめの作品を32冊選んでみました。

 早速本の紹介をどうぞ。

 

恋愛小説のおすすめ

林真理子『本を読む女』

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文学少女の物語。

 

 大正時代、山梨県のある裕福な家に生まれた少女は、読書を支えに人生を生きる。

 激動の時代、本を愛した彼女はくじけながらも懸命に勉学に励む。死別、進学、就職、結婚、そして戦争……。

 著者の母親をモデルとして描かれた、前向きに生きる女性の物語。

 

石田衣良『REVERSE リバース』

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性別が反対になる、新しい恋愛のカタチ。

 

 ネットを介して出会ったふたり。それぞれが性別に嘘をついていた。

 男性は女のふりを、女性は男のふりをしてメール交換をする。相手が同性だと思いつつも、ふたりは相手に惹かれてゆく。

 ふたりはリアルの世界で会うことを望みはじめるが……。

 

江國香織『泳ぐのに、安全でも適切でもありません』

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第15回山本周五郎賞受賞。

 

 「うんとお腹をすかせてきてね」「動物園」「犬小屋」「サマーブランケット」などを収録。江國香織の描く女性たちは、凜としていて潔い。

 さまざまな境遇・年代の女性が主人公の江國香織のおすすめ恋愛短編集。

 <私は愛をためらわない。溺れるくらい切なくたって>

 

加藤千恵『あとは泣くだけ』

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「大切な人からの贈りもの」がテーマ。

 

 婚約指輪、ブレスレット、赤いボールペン、たまごっち、絵本……贈りものには思い出がある。

 あの日には戻れなくても、ここには贈りものが残っている。

 加藤千恵による、切ない7つの短編。

 

谷瑞恵『思い出のとき修理します』

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奇妙なプレートを飾った時計屋さん。

 

 『おもいでの時 修理します』の看板を掲げた時計屋さん。

 主人公・明里と時計屋さん、商店街の人たちが、ちょっぴり不思議で小さな奇跡を起こす。

 どこか懐かしい、ハートフルな連作短編集。解説は中村航。

 

中村航『夏休み』

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草津温泉へ行きたい。

 

 大人の夏休みをさわやかに、キュートに描く中村航作品。

 夫の家出を発端として、妻はあるささやかな仕返しを計画する……。

 <乗るか乗らないか、人生にはそれしかないのよ

 

夏目漱石『三四郎』

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三四郎は、君だ。

 

 熊本から東京の大学に進学した三四郎は、まったく新しい世界で恋をする。

 『三四郎』は時代を経てもなお、若者の心情を細やかに描いた青春小説と絶賛されている。

 『それから』『門』へと続く、夏目漱石前期三部作の第一作。

 

友情・青春小説のおすすめ作品

 

朝井リョウ『少女は卒業しない』

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最後の卒業式。

 

 合併により取り壊しが決まっている高校の「最後の卒業式」の一日。

 少女たちの「別れ」の日は、とてもとても青春である。

 直木賞受賞作家・朝井リョウによる7篇の物語は、ちょっとほろ苦い。

http://bookloid.com/800-girl-not-graduate/

 

本多孝好『ストレイヤーズ・クロニクル ACT-1』

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勝つのは希望か、絶望か。

 

 「超視覚」や「超記憶」などの特殊能力を持った若者が<希望>と<絶望>に分かれて戦う。

 今年6月に岡田将生主演で映画化されました。

 

喜多喜久『真夏の異邦人 超常現象研究会のフィールドワーク』

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買いたい。

 

 オカルト研究サークルの合宿で故郷を訪れた主人公。

 彼はそこで宇宙人のような美少女、動物の不審死、手首などと遭遇する……。

 ナツイチ2015の中でいちばん気になる作品です。

 

三田誠広『いちご同盟』

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愛と友情と死。

 

 死を考えた少年は、不治の病の少女と出会い、正反対の少年と「同盟」を結ぶ。

 「生きることとは」「死ぬこととは」を見つめた青春小説。

 

涙する感動小説

姜尚中『心』

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深い哀しみから出る希望の光。

 

 夏目漱石『こころ』をオマージュした姜尚中の大作。

 <生きとし活けるもの、末永く元気で

http://bookloid.com/kokoro/

 

本多孝好『MOMENT』

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患者の願いを叶える人。

 

 主人公は病院でアルバイトをしている。ある末期患者の願いをかなえたことからうわさが広まり、「最後の願い」を叶えていくようになる。

 「FACE」「WISH」「FIREFLY」「MOMENT」の4短編を収録。

 自分なら、死ぬ前に何を願うのか。

 

三浦しをん『光』

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日常に潜む暴力。

 

 島を襲った大災害ですべてを失った少年は、幼なじみのためにある行動をとる。

 光があるところ闇もまたある。暴力には、暴力で返すしかないのか。

 

ミステリーのおすすめ作品

辻村深月『オーダーメイド殺人クラブ』

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昆虫系男子との殺害計画。

 

 クラスの「上位グループ」に所属する少女は自身を「特別な存在」にするため同級生の「昆虫系男子」に己の殺害計画を持ちかける。

 結末が気になり一気に読んでしまう、辻村深月のおすすめ文庫作品。

 

逢坂剛『砕かれた鍵 (百舌シリーズ)』

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百舌シリーズ第三弾。

 

 主人公は警察内部での陰謀を調べていくうちに”ペガサス”という謎の人物の存在を知る。そして衝撃の悲劇が読者を待ち受ける。

 TVドラマで話題を呼んだ<百舌シリーズ>は、2015年秋に新作映画が公開予定です。

 

乙一『夏と花火と私の死体』

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私は殺されました。

 

 親友に殺された「私」。死体を隠そうとする友人たちの姿を「私」の視点から語る。

 鬼才・乙一のデビュー作、待望の文庫化。

 

東野圭吾『マスカレード・ホテル』

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お客様は神様ばかりではありません。

 

 不可解な連続殺人事件が起き、次の犯行はホテルだと予測された。

 主人公の刑事はホテルマンとなり潜入捜査を始めるが、不審人物が次々と現われて……。

 息もつかせぬ展開で、状況が二転三転する、最高に面白い東野圭吾のミステリー。

 

麻耶雄嵩『貴族探偵』

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貴族は推理しない。

 

どうしてこの私が推理などという面倒なことをしなければならないんだ。雑事は使用人に任せておけばいいんだよ

 殺人現場に現われた「貴族探偵」は後ろに従えた使用人を駆使して事件を解決する。

 集英社文庫ナツイチ2015の中で三番目に気になる作品です。

 

湊かなえ『白ゆき姫殺人事件』

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暴走する噂話。

 

 化粧品会社の美人社員が惨殺死体となって雑木林で発見された。

 週刊誌の捏造と、ネットでの憶測……事実とは何か、集団心理に恐怖を感じる。

 井上真央主演で映画化もされた、湊かなえの傑作ミステリー小説。

http://bookloid.com/kanaem-ranking10/

 

宮部みゆき『R.P.G.』

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現代社会の歪みをリアルに描く。

 

 殺された男性は、インターネットで「擬似家族」を作っていた。殺人との関係は?

 マジックミラーごしに実の娘は父の「妻」「息子」「娘」の取調べを見る。

 衝撃の結末を迎える、宮部みゆきの文庫書き下ろしミステリー。

http://bookloid.com/miyukim-ranking10/

 

米澤穂信『追想五断章』

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大人の本格ミステリー。

 

 主人公は5つの結末のない物語(リドルストーリー)を探してほしいと依頼を受ける。

 調査を進めていくうちに、主人公は著者に関わるある秘密を知ってしまう……。

 リドルストーリーの結末は、知らないほうがいいのかもしれません。

 

アツい!おすすめ作品

壁井ユカコ『2.43 清陰高校男子バレー部 1』

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目指すは春高バレー。

 

 天才セッターはわがまま。センスのある男はヘタレ。主将は熱血、副主将は知略。

 個性豊かなバレー部員たちがぶつかり、悩み、迷いながらも成長してゆくスポーツ青春小説である。

 

 

小森陽一『天神』

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仲間と空の夢を追う。

 

 祖父と父に憧れ自らも飛ぶことを目指した青年と、国を守る使命感に燃える青年の、挫折と栄光。

 ファイター・パイロットの夢を追いかける若き自衛官たちの、壮大でアツい青春ドラマ。

 集英社文庫ナツイチ2015の中で二番目に気になる作品です。

 

 

高野秀行『世にも奇妙なマラソン大会』

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アジア代表の初心者ランナー。

 

 著者のむちゃくちゃな行動をつづった笑えるノンフィクションエッセイ集。

 酔った勢いでサハラ砂漠フルマラソンに応募するが、実は彼は15キロまでしか走った経験がなかった。思いがけずに「アジア代表」になった著者のとった行動とは……。

 

心に響くおすすめ作品

伊坂幸太郎『仙台ぐらし』

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仙台の魅力と希望。

 

 仙台在住作家・伊坂幸太郎が日々の暮らしを素朴につづる。

 さりげなく笑えて、読後感もさわやか。軽妙で味わい深いエッセイ集。

http://bookloid.com/kotaroi-ranking10/

 

原田マハ『ジヴェルニーの食卓』

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美の巨人たちの人生。

 

 誰もが知る天才画家たちの人生を、彼らとかかわりを持った女性たちの視点から描く。

 マティス、モネ、セザンヌ、ピカソ、ドガの5人の作品と人柄。

 ノンフィンクションかと見まがうほどの奥深さを持った作品。

 

池上彰『そうだったのか!現代史』

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「一番近い歴史」を知る。

 

 「ベルリンの壁って、東西ドイツの間にあったんじゃないの?」「中国と台湾って、どうして仲がよくないの?」

 答えは本書に書いてあります。

 思わず「そうだったのか!」と叫んでしまいそうになる、現代史をやさしく解説した池上彰の文庫本。

 

大岡昇平『靴の話―大岡昇平戦争小説集』

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戦争の真実。

 

 太平洋戦争を体験した著者は、戦後多くの戦争小説を発表した。

 戦地では、死んだ戦友の靴さえ履かなければいけない。

 戦場での、人間の極限の心理状態を徹底的に問う6編。

 

太宰治『人間失格』

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正義は人生の指針たりとや?

 

 太宰治が入水する一ヶ月前に書き上げた、彼の集大成的小説。

 今年は山下健二郎の撮り下ろし限定スペシャルカバーで刷られています。

http://bookloid.com/no-longer-human/

 

夏目漱石『こころ』

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先生の遺書。

 

 <この手紙が貴方の手に落ちる頃には、私はもうこの世にはいないでしょう

 「私」のもとへ届いた遺書には、先生が友を裏切った過去が書かれていた――。

 夏目漱石の最高峰。未読の方はぜひ。

http://bookloid.com/kokoro/

 

サン=テグジュペリ『星の王子さま』

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永遠のベストセラー。

 

<たった1つの庭で5000本のバラを育てている……それでも、自分たちが探しているものを見つけられない……>

 「ぼく」は飛行機乗り。不時着した砂漠で「星の王子さま」と出会い、いろいろな話をする。

 2015年11月『リトルプリンス 星の王子さまと私』として映画公開予定。

http://bookloid.com/le-petit-prince/

 

おわりに

KKc
お読みいただきありがとうございました。

 

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