『フランス人は10着しか服を持たない』―感想と内容まとめ

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『フランス人は10着しか服を持たない』について

 原題は”Lessons from MADAME CHIC”。直訳すれば「上品な婦人から得た教訓」となります。
 著者はフランス・パリにホームステイしたことのあるアメリカ人女性。
 そのときに彼女が得た”暮らしの質を高める秘訣”が書かれています。
 日常の小さな楽しみに、大きな喜びを見出せるようになるヒントがいっぱい詰まっています。

感想と内容まとめ

 チャプターごとに内容をまとめ、私なりの短い感想を付け加えました。
 ページのいちばん上に目次も作りました。
 興味のある部分からどうぞ。
 ちなみにタイトル『フランス人は10着しか服を持たない』については「Part2 ワードローブと身だしなみ」の最初のチャプターに書いてあります。

Part1 食事とエクササイズ

・間食はシックじゃない

 「シック」とは「上品」ということです。間食はシックではありません。
 毎日きちんとした食事をとり、お菓子などを食べたくならないようにしましょう。
 どうしても間食をしたくなったときは、できるだけ身体によいものを選びましょう。たとえばヨーグルト、フルーツ、トマトスープといった物を。
 「空腹は最高のスパイス」です。少しお腹をすかせることで、健康的な食欲が促されます。
 バランスのとれた食事は大切です。そのためにはキッチンの食材を豊富にしておかなければなりません。

KKc
感想

 本文には書いていなかったのですが、「まとめ」のところに「こまめに水を飲みましょう」とありました。これも大事なことですね。

・食べる喜びを我慢しない

 食事をするときは、どんなときも(特別な食事だ)と思って味わいましょう。食事の時間は人生において大きな割合を占めています。
 食欲をそそるような盛りつけを。
 ビュッフェ(食べ放題)のお店では、食べすぎないように気をつけましょう。(もったいない)と思うかもしれませんが、長い目で見ればそのほうが自分のためです。
 いつも身体によい食べ物を食べましょう。

KKc
感想

 このチャプターでは食事の時間は食べることに集中しましょう、と言っています。そうすることで自分が満腹になったことに敏感になれ、太りづらくなるのです。
 それにしても、この本に出てくる料理はどれもおいしそうです(キッシュやタルト、フロマージュブランなど)。

・面倒がらずに身体を動かす

  日常生活の中で運動をしましょう。買い物や家事の中で、積極的に身体を動かすのです。たとえば駐車場を使うとき、わざと入り口から遠いところへ停めて歩くなど。
 時間が空いたときや余裕のあるときは、自宅の周りを徒歩や自転車で探索してみましょう。
 いちばん気をつけなければならないことは、怠け者にならないことです。怠け者はシックではありません。

KKc
感想

 フランス人はジムに通わないそうです(本当かな?)。著者の尊敬するマダム・シックはたいていの用事は歩いてすませます。それが適度な運動になっているのでしょう。

Part2 ワードローブと身だしなみ

・10着のワードローブで身軽になる

  着ない服は、思い切って大胆に捨てましょう。ふだん身につける服を10着まで減らすことに挑戦してみるのです。
 ワードローブを10着までしぼることを通して、あなたが本当に着たい服だけを毎日身につけることができます。そして、時と場所にぴったりの服装ができるようになります。
 ちなみに、この10着の中には季節外のものを含みません。それらはすべて見えないところに収納しましょう。
 捨てるに迷ったら次のような質問をしましょう。

  • 「まだこの服を気に入っている?」
  • 「もう着ないのでは?」
  • 「サイズはまだ合っている?」
  • 「この服は”いまの私らしさ”といえる?」

 それでも迷っていたら、圧縮袋や収納ケースに入れてほかの場所に置いておこう。しばらくしても思い出さなかったら、それは本当はいらない服だったといえます。

KKc
感想

 このチャプターが『フランス人は10着しか服を持たない』のタイトルの由来です。
 私はこの部分を読んで、たくさん服を捨てました。衣替えのさいはすべて圧縮して、クローゼットとは別の場所に保管するようになりました。
 おかげで(新しい服を買いたい)という気持ちがおさまり、毎朝クローゼットにかかっている服を見るたび幸せな気分になります。

・自分のスタイルを見つける

 自分に合ったおしゃれについて。
 自分が本当に気に入って、自分に似合って、自分らしいと思うことのできる服を着ましょう。
 服を選ぶときのヒントは「自分をどんな人間として印象づけたいか」です。自分の中の心の声に耳を傾けましょう。

KKc
感想

 前のチャプターよりも少しだけ「心がけ」のお話です。
 ここを参考にして、私は原色の服を着なくなりました。またVネックを買うようになりました。

・ノーメイクみたいにメイクする

  清潔感のある美しさには「ナチュラルメイク」がぴったりです。そのためにはスキンケアがなによりも大切。
 お水をたくさん飲む習慣をつけましょう。できるだけカフェインやアルコールは控えて。
 定期的にマッサージを受けましょう。スキンケアに加えてストレスも和らぎ、また体内の毒素も取り除かれます。

KKc
感想

 完全に女性向けの内容ですね。
 「フェミニンなブラウスを着るときはリップが際立つメイクを」と書かれても男性はきっとよくわからないでしょう。

・いつもきちんとした装いで

  毎日きちんとした装いで過ごしましょう。いつ新しい出会いがあるかわかりません。第一印象はとても大事です。だらしない格好をしないようにしましょう。
 「もったいないから」といい服をいつまでも着ないでいるのはやめよう。素敵な服は、今日着ましょう。
 家を出るときは、必ず全身を鏡でチェックすることを忘れずに。

KKc
感想

 チャプターの最後の文章が(いいな)と思いました。
 <いつも服装や身だしなみを整えておくのは、敬意を表すということ――自分自身に対して、そして家族や恋人はもちろん、日常生活であなたが出会うすべての人びとに、敬意を表すことなのだ。(114頁)>

・女らしさを忘れずに

  いろいろな香水を試して、自分に合うと思ったものをいくつか買ってみる。香水は暮らしを彩る大きな喜びの一つです。
 爪は丁寧に磨いても、きれいにマニキュアを塗ってもいいけれど、手入れはしっかりしましょう。
 健康な髪と魅力的なヘアスタイルでシックな女性に。
 「女らしさ」でいちばん大切なのは目に見えないもの。自信やユーモアのセンスや冒険心などです。

KKc
感想

 著者はパリでの経験からすっかり女らしくなり、街角でハンサムでおしゃれな男性から「素敵だね」と声をかけられるようになったそうです。
 素敵です。

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Part3 シックに暮らす

・いちばん良い持ち物をふだん使いにする

 身のつけるもの、身の回りにおいておくものは、いちばん良い物を選びましょう。
 「もったいないから」と取っておくことはやめて、どんどん使おう。
 何かを買うときはつねに予算を意識して。収入以上に買いすぎないようにしましょう。

KKc
感想

 ここで著者が述べているのは「素敵なものに囲まれて過ごす暮らしは、とてもすばらしい」です。
 私はここを読んでよいお箸を買いました。

・散らかっているのはシックじゃない

 あせらずに、ひとつずつ、家の中の散らかっている場所を片付けよう。
 同時に、買う物の量を減らしましょう。(本当に必要かな?)と考えるクセを。
 規律を心がけるのが、シックな暮らしです。

KKc
感想

 無駄なものを買わずに、いらないものを捨てる。
 これだけで家の中はかなりすっきりすると思います。

・ミステリアスな雰囲気を漂わせる

 会話をするときは言葉遣いに気をつけて。
 あまり個人的なことをしゃべり過ぎないようにしましょう。プライベートをできるだけ話さないことは、あなたをミステリアスに見せてくれます。

KKc
感想

 早口にならないように静かに話そうと努めるだけで、人に与える印象はだいぶ変わってきます。
 ちなみに著者は初めて会った人にする質問は「最近なにか面白い本を読みましたか?」がいちばん良いと書いています。
 私は『星の王子さま』と答えます。

【関連リンク】「『星の王子さま』【読書感想文】【名言】

・物質主義に踊らされない

 買い物に行くときはあらかじめリストを作り、支払いは現金でしましょう。
 服屋の店員の押しに負けない強い心を持とう。賢い決断を。
 大きな買い物をするときは、数日待って落ち着いて考えましょう。

KKc
感想

 すごいタイトルのチャプターだ。
 「物質主義」なんて、日常生活ではまず使わない単語でしょう。

・教養を身につける

 できるだけたくさんの本を読みましょう。オーディオブックでも可。
 テレビを見る時間を減らして、アートに親しむ時間を増やそう。
 それだけ年を重ねても、新しいことを学んでみよう。
 知的な刺激のある生活を送りましょう。

KKc
感想

 著者はアガサ・クリスティーの本が好きなようです。
 『アクロイド殺し』をまだ読んでいないことを思い出しました。読まねば。

・ささやかな喜びを見つける

 日常のありふれたことに楽しみを見つけられれば、毎日がハッピーで素敵なものになります。
 五感をフルに活用して、人生を最大限に楽しみましょう。

KKc
感想

 映画『アメリ』、シーシュポスの神話、ヘミングウェイ、ラルフ・ワルド・エマーソンらが急に次々と引用されて(急にどうした!?)と思いました。いっぱい本を読む著者なのだと感じました。

・質の良さにこだわる

 生活のさまざまな面で質の良さにこだわろう。
 おいしい食べ物を食べ、上質な物を買い、かけがえのない時間を過ごしましょう。

KKc
感想

 著者が夫と味わった味の濃いトマトが(おいしそう)と思いました。

・情熱をもって生きる

 あとがきです。

KKc
感想

 <あなたさえその気になれば、日々のささやかなできごとが特別になる。すべてはあなた次第なのだ。(232頁)>を読んで(いいこと書いてるな)と思いました。

おわりに

KKc
まとめ

 『フランス人は10着しか服を持たない』の価値観を一言で表すと「シック」です。
 こだわりを持ち、ムダをなくし、自分をよく知っていて、シンプルに生きる。
 「シック」はみずみずしい感性をもち、日々を素敵に生きるためのヒントです。

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Twitterやってます。
そういえばフランス語検定3級を持っています。

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