2016年3月第2週 本ランキング【新刊・話題の本】

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はじめに

KKc
こんにちは! KKcです。

 こんにちは。ぶっくらぼの週間本ランキングの第45回です。

 三寒四温の季節だと感じます。また、朝三暮四的に何かを切り詰めるのにも最適な季節だとも思います。

 それはともかく、本の紹介をどうぞ。

2016年3月第2週 本ランキング

※3/4~3/10集計(ぶっくらぼ独自調べ)

第1位 湊かなえ『高校入試』

KKc
弥生の風物詩。

 公立高校の入試はだいたい3月に行われる印象があります。中学生としてはどきどきの期間ですが、高校生にとっては学校が休みなので、わくわくの期間でしょう。

 物事には裏と表があります。では高校教師にとって高校入試とは? 小説家にとって高校入試とは? こう書いてしまうと、「表」に対して「裏」はだいぶ多いような気がします。適切な比喩ではないのかも(「氷山の一角」の方が近いか?)。

第2位 岸見一郎 古賀史健『幸せになる勇気―自己啓発の源流「アドラー」の教えⅡ』

KKc
臆病者は、幸せになれない?

 まさかⅡが出るとは……まぁ、Ⅰが相当売れましたからね……ってこれ、先週の「パリ10」のところでも書いたな。まぁ、どこの出版社も考えることは同じということでしょう。さしずめ「ベストセラーのⅡを出す勇気」というところかな。

 アドラーがいいことを言っているのなら、アドラーの原典にあたればいいのでは?と思いましたが(こういうことも、散々書いているような気がする)、「原典に触れる勇気」が普通の人には無いのだと予想されます。私もありません。

第3位 村山早紀『ルリユール』

KKc
今週の猫本はこれ!

 黒猫っぽい何かが作中で重要な位置を占めるみたい。いいですね、黒猫は。

 ふと思ったのですが、年をとったら白い毛も混じるのでしょうか。

第4位 恩田陸『雪月花黙示録』

KKc
雪と月と花。

 「琴詩酒の友は皆我を抛つ 雪月花の時最も君を憶ふ」『和漢朗詠集』

 「雪月花」は中国由来の概念だと思いますが、「黙示録」は聖書由来のワードだ。あぁ。これが漢魂洋才ってやつか!

第5位 ロバート・フルガム(池央耿訳)『人生に必要な知恵はすべて幼稚園の砂場で学んだ』

KKc
著者の幼いころの記憶の集成。

 ”All I Really Need to Know I Learned in Kindergarten”と表紙における日本語タイトル下に印刷されています(Kindergartenに「砂場」の意味は含まれているのか?)。

 なんかかっこつけてますが、要するに「三つ子の魂百まで」では……(それだとたぶん売れない)。

第6位 重松清『また次の春へ』

KKc
シーユーネクストスプリング!

 直感で訳してみましたが違うかもしれません。お確かめになりたい方はぜひお読みください(投げやり)。

 そういえばこのランキングもあと2ヶ月で1年になります。この前の春はこんな感じで書いているなんて、予想していなかったな(しみじみ)。

 「こんな感じ」とは、書きたい事を書きたいだけ書くということです(なんたる僥倖!)。

第7位 A・E・ヴァン・ヴォークト(中村保男訳)『非Aの世界【新版】』

KKc
「ひえーの世界」だと思った。

 最近だと「ひえー」は戦艦「比叡」を指すことが多いと思います。ひと昔前は「邪王炎殺黒龍波」(じゃおうえんさつこくりゅうは、です。念のために)の「飛衛」かな。

 あ、ちなみにこの本のタイトルは「ひえーのせかい」ではありませんのでお間違いのないように。

第8位 湯川豊『本のなかの旅』

KKc
旅したい。

 嗚呼旅がしたいことであるよ……と思っていたら昨日まで旅していたのでした(うっかり)。人の記憶の儚さを痛切に感じています。

 グーグルマップでも旅ができることはけっこう周知なことだと思いますが、私は最近知りました。というわけで大英博物館に行ったことがあります(インターネット上で)。

第9位 姫野カオルコ『ジャズをかける店がどうも信用できないのだが……。』

KKc
ジャズ流し店舗への不信。

 私はジャズを流してインターネットを楽しむ時があるのですが、たいへん気分よくマウスを動かすことができます。

 「かける」が「音楽を流す」という動詞に使用されるに到った経緯を考えてみたら、レコードプレーヤーの針にその源流があるのではないかと思いました。

今週のピックアップ! 加藤典洋『村上春樹は、むずかしい』

KKc
村上春樹って激ムズだな。

 今週私が読んだ本を紹介するコーナー。今回は加藤典洋『村上春樹は、むずかしい』です。

 加藤典洋は熱心に村上春樹を批評しているとの情報を以前から得ていたのですが、実際に彼の本を読むのははじめて。刺激的な新書でした(適当な感想だな)。

おわりに

KKc
以上、2016年3月第2週の本ランキングでした。

最新および過去の「週間本ランキング」はこちらから。

記事に対する感想・要望等ありましたら、コメント欄かTwitterまで。

 次回の更新は3/18です。お楽しみに!

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コメント

  1. けy より:

    お、1位が湊かなえですね、タイムリーです。
    『告白』読みました。
    聖職者が凄かったです。インパクト抜群で一気に引き込まれました。普通に考えて「ありえねー」ということばかりでしたが、「もしかしたらありえる」と真相が明らかになるまで思わせられたため、作者の勝ちです。本当に新人なのかと驚きました。

    爆発物処理は流石に笑っちゃいましたが。

    • KKc より:

      『告白』、読まれたのですね。
      「ありえない」ことを「ありえる」かのように書けることが、湊かなえの魅力のひとつだと思います。
      爆発物のくだりは……小説って感じで私は好きです(笑)